カメカメスペシャル
~マナボ☆コラボ 特別企画~ 

全くの初心者から習えます!

甲野善紀先生と光岡英稔先生による日本剣術の身体観を
国井善弥の剣術と身体観から紐解いて行く会

講習会概要

甲野善紀光岡 英稔
講師
甲野善紀武術研究家 講師紹介
光岡 英稔武術・武学研究家 講師紹介
講座について

昨年から始まりましたマナボ・コラボ特別企画 ズブの素人から習える

『甲野善紀先生と光岡英稔先生による日本剣術の身体観を国井善弥の剣術と身体観から紐解いて行く会』の第五弾が9月21日(土)に開催されます!

なんといっても、甲野先生から最新の技をご紹介頂くことはあっても、剣術の形を習えるというのは、日頃の講座では学べない、超レアなお稽古です!

そしてさらに光岡先生によるその形に必要な身体観の捉え方のお稽古もあり、初めての方でもいきなりお二人から手取り足取りご指導頂けて、日本剣術の面白さが味わえる1日となります!

剣術が全く初めての方でも大歓迎です。

剣術やったことないけど面白そうだなぁと思われた方は、ぜひご体験ください。

初めて剣術を習う先生が甲野先生と光岡先生であれば、初めてでも剣術の面白さを味わえます!

コラボ講習に参加され、自主練習もされている方は確実に刀に重さがのって、威力が出てくるようにもなりました。

剣術に詳しい方は、この流派をお二人から習えるのかとおおおーと鼻息荒くされている方が何人もおられると思います。

お二人から多くの事をご指導頂けるのでググンと確実に剣術の理解が深まります。

お二人のトークイベントはあっても、お二人による武術の講習会は今まで皆無でした。

なんといっても、甲野先生と光岡先生のお二人から剣術を習える、甲野先生の剣との関わり方、光岡先生の洞察の深さ、甲野先生の独特ぶりを活かしつつ、時間内に全ての形を教えて頂けるよう手綱をひく光岡先生との組み合わせの妙をすごく身近で感じることができ、大変贅沢で貴重な時間であっという間に過ぎていきます。

初めての方から経験者まで、真剣に学びながらも楽しく充実した時間を過ごせる1日となります。

甲野先生から鹿島神流の基本の形を、光岡先生からは導観法、勁道を学べるコラボは、本当に貴重な機会です!

ぜひぜひご体験ください。みなさまのご参加をお待ちしております!

先生方からのメッセージ

(甲野善紀先生)

昨年の二月から光岡英稔師範からのお声がけで始まった国井道之(本名善弥)鹿島神流十八代師範の剣術を見直すという検討研究講習会も数を重ねてまいりました。

この間、私自身の武術に多大な影響がありました。例えば、最近では「相心」と呼ばれている組太刀に用いる「下八相」の構えからの発剣に、いままでにないような気付きがあったばかりです。

今後、私の剣術は、この国井道之(善弥)伝の剣術の影響を受けつつ、この「鹿島神流」と呼ばれた剣術とは異なるものへと変化していくことでしょう。

ただ、それだけに、その母体となった国井道之伝の剣術をあらためて確認し、学び直すことは、私自身にとっても大切なことだと感じています。

今回はすでに何度もこの剣術の講習会に参加される方は「実戦」と呼ばれる組太刀を、そして初めての方は「基本太刀」と呼ばれる、この剣術の基盤となる刀の使い方を学んでいただきたいと思います。

そして、そうした技を実演指導することで私自身もあらためて学び直し、今まで気付かなかったことを自覚したいと願っております。

(光岡英稔先生 国際武学研究会 主宰)

この度の兵法・武学研究会SP講習稽古会では甲野善紀先生と光岡英稔で二人で改めて国井善弥が伝えた剣術の形を見直していきます。

今までの会では「基本五本の太刀」「裏太刀十本」「相心の太刀」を稽古して行きましたが、今回は国井善弥が伝えた剣術の「基本太刀五本」と「実戦組太刀十本」を稽古して行きます。

参加者の皆には、その国井善弥が遺した形の手順や要点などを教伝指導して行きながら習得していただき、そこから日本剣術の要となる身体観を紐解いて行く稽古会となります。

一部では甲野善紀先生が剣術を始められた頃に習われた国井善弥流剣術の形の基礎の基礎から入り、また今回は国井善弥が遺した実戦組太刀の形を紹介いただきます。

参加者の皆で基本五本太刀と実戦組太刀の形を習い、稽古しながら、この日に取り組む一通りの形を各自のレベルに合わせて覚えて行き、稽古して行きます。

二部では、一部で行った形(基本形五本と実戦組太刀十本)を見直しながら、光岡英稔から観た形の意味、形に内包されている勁道(勁導)、身体観などを紐解いて行きながら、それを参加者に習得できる形で提示し、また形に取り組んで見るなどの流れに移って行きます。

三部では、一部〜二部の見解を踏まえながら、国井善弥の日本剣術から、如何にして甲野善紀の剣術へと進化したか!?その進化の過程を甲野先生と共に振り返りながら、国井善弥流剣術/武術の真相へと踏み込んで行きます。

また、最後の纏めでは、光岡英稔と甲野善紀で近代日本武術史/武道史に多大な影響を与えた「国井善弥の剣術とその身体観」を、その形から振り返りながら「国井善弥、鹿島神流の身体、身体観と、そこに潜在する勁道(勁導)の意味」を紐解きながら“日本剣術の全貌”にも迫って行きます。

そこに立ち上がって来る日本剣術の身体観、勁導(勁道)を紐解きながら、日本武術史/剣術史における歴史的瞬間を参加者の皆に目の当たりにしていただきたいと思います。お楽しみに!! 国際武学研究会 代表 光岡英稔

【日程】
11:30~14:30一部甲野善紀先生に国井善弥が遺した日本剣術の基本太刀の形、五本を習い稽古して行きます。
そこから参加者の稽古の進度によって一部の参加者は実戦組太刀十本へと移行して行く予定です。
(※実戦組太刀は稽古修学者の進度に合わせて稽古指導を進めて行くので十本の内の五本までなどになるかも分かりません)
15:00~17:30二部光岡英稔先生が国井善弥流日本剣術の型、形に潜む身体観、勁導を紐解いて行きながら、それを習い稽古する部。
※ 「基本太刀五本」と「実戦組太刀」を通じて、今回は国井善弥流日本剣術の身体観、勁導を紐解いて行きます。
17:45~20:15三部1限目と2限目の復習稽古
21:00退館
※ 1部と2部の間は、食事や休息時間として休憩30分とります。
※ 途中参加は受付できません。

【参加費】

1日通しクラスとなります。

1日30,000円

※ 支払期日までに事前振込(お申込み下さった方に振込先等詳細をお知らせします)

参加費のお振込みの確認をもって、お申込み手続き完了とさせていただきます。


キャンセルについて

9月6日(金)まで キャンセル料は掛かりません。

9月7日(土)以降 キャンセル料(参加費100%)かかります

但し、返金の際には、振込手数料と返金手数料1,000円を差し引かせて頂きます。

9月7日(土)以降に申込みをキャンセルされた場合には、特別な理由がない限りはキャンセル料(参加費全額)が発生し返金不可となります。

もし何らかの急な事情、特別な理由で直前に参加できなくなりキャンセルされた方でキャンセル料免除を希望される場合には直接キャンセルの理由を光岡先生までご相談の上、お申し出ください。

【会場】
大阪市内の施設(お申込み頂いた方に詳細おしらせいたします)
【定員】
20人限定
【服装について】
特に規定が有りませんが、動きやすい格好にて参加ください。
ジャージ、道着、緩めのスポーツ・ウェアなど。
【武具について】
今回の企画では、下記にあるいづれかの武具持参をお願いします。
初めての方は①の通常の木刀のみで大丈夫です!
ただ通常の木刀でのご参加される場合には、今回は鍔迫り合いの型があるとのことで鍔つき必須でお願いします。
アシスタントの高橋先生は今後も継続して稽古される方は、順次鹿島の武具を揃えていくことをおすすめされていました。
肚と手の内の修練を考えると鹿島の木剣が最適とのことでした。
①木刀(武道具屋さんやネットで4,000円前後で購入できる普通の木刀です。)
※ただ普通の木刀の場合には、鍔がないとそのまま相手の木刀が指を直撃し打撲する危険もあります。
(怪我防止のため鍔付き必須。鍔と鍔止めで200円前後です。)
準備出来る方は↓
②鹿島神流の木剣(基本太刀で使用)
③鹿島神流の袋竹刀(実戦組太刀で使用)

今回は鹿島神流の最初の型、基本太刀五本と実戦組太刀をご紹介下さいます。
基本太刀の稽古には木刀が、実戦組太刀には袋竹刀でお稽古されるのが最適です。
鹿島神流用の武具は高額なので、必須ではありません。
一般の木刀でお稽古される場合には、実戦組太刀には鍔迫り合いとなる型があるので、鍔付きが必須となります。
それぞれのご事情にあわせてご用意ください。